2歳の娘、初めてのレントゲンで阿鼻叫喚!!
こんにちは。おのぼり主婦やっぴです。
気楽にブログを書くと言いながら、約1ヶ月もサボってしまいました(⌒-⌒; )
ゴールデンウィークはお互いの実家に帰省してのんびりしてきました。
そしていざ東京の我が家に帰ってきたぞ〜〜!というその日、、
まさか自宅最寄駅に着いて5分で惨事が起こるとは思いもしていませんでした・・
その日は車・飛行機・リムジンバス・電車と乗り物という乗り物を乗りこなし、ようやく夕方に自宅最寄駅に到着しました。
2歳になったばかりの娘もよく頑張りました。
駅の改札をくぐり、外に出てみんなで「着いたねーー!」と笑顔になったのも束の間、
夫とキャッキャじゃれあいながら歩いていた娘。
夫は娘の両腕をバンザイの形で持ち上げて宙に浮かせる遊びをしようとしたのでしょう。
二人の少しだけ前を歩いていた私は、
「よーし準備運動だ〜」
という夫の声と後ろから両腕をぐるっと回された娘の顔を正面から見ていました。
笑顔だった娘の顔が、一瞬びっくりしたような真顔になり、そして
「痛い〜〜〜!!!」
と号泣しだしました。
うわ!腕をひねったんだ!と思いました。
号泣しながら抱っこして欲しそうに腕をこちらに伸ばす娘を、恐る恐ると抱っこしました。
今まで怪我などはなかったので、
「痛いよーー!」と泣く娘の姿は見てて辛かったです。
夫はひたすら「ごめんね、ごめんね」と謝っていました(^_^;)
家に帰る数分の間に、案外すぐ泣きやんで元気そうにおしゃべりしだしたので、
大したことなかったのかなと安心したのも束の間、
家に着いて自分で座ろうと左手を床についた瞬間、また
「痛いーーーー!!!」
と泣きだしました。
それからは泣きやんでは左手に負担がかかって泣いての繰り返しです。
もう休日の夕方ですから普通の病院は開いていないので、
初めて「♯8000」
に電話しました!
ドキドキしながら電話をかけると、優しそうな年配の女性が出て、
子どもの年齢・性別・今の状態・いつからの症状かなど色々お話を聞いてくれました。
ただ、娘はまだ自分で正確にどこの部分がどんな風に痛いか言うことができないし、
見た目には腫れたりしていないので親の私も詳しく話すことができませんでした。
遊んでいる最中に腕をなんらかの形で痛めてしまったので、
「手首か肘、肩を捻ってしまったか、肘内障(ちゅうないしょう)といういわゆる肘が抜けたものかな」
ということでした。
このままずっと痛がって泣いて眠ることも難しいようであれば、救急外来で診てもらった方がいいと言われたし、
私たちもこのまま不安な状態のまま翌朝まで待つのもしんどかったので、
タクシーで行ける近くの総合病院に電話をしました。
こちらでも丁寧に子どもの年齢や症状を聞いてくれて、救急外来で今から診てもらえるか確認してくれ、「どうぞ今から来てください」と言ってくれました。
初めて訪れる病院だったので、救急外来の入り口の場所も教えてくれました。
10分ほどで病院に到着。タクシー内では娘は泣いてはいないものの、しょんぼりとしていました。
救急外来の受付で問診票を書いたり看護師さんに話を聞いてもらったりして診察まで待ちます。
レントゲン撮影で子どもに放射線を当てることに了承するかなども聞かれました。
この日はほとんど他に救急の患者さんはいなくて、待ち時間はあまり長くありませんでした。
きっとレントゲンの撮影があると思ったので、
娘にはタクシーの中から何回も
「おてての骨の写真を撮ってもらうよ。痛いかもしれないけど頑張ろうね」
「ホラーマンみたいに骨が見えるんだよ!かっこいいね〜!」
と言いました。
娘は「〇〇ちゃんホラーマン?」とよくわかっていなかったけど、何も知らないでいきなり撮ることになるよりはマシだと思って、なるべく明るく何度も伝えました。
先生の診察では、腕の触診で痛かったのか娘はずっと泣いていました(^_^;)
でも先生や看護師さんたちが娘をあやしてくれたり、涙と鼻水でぐちゃぐちゃの娘の顔を拭いてくれたりとすごく優しく対応してくださり本当にありがたかったです。
さて問題のレントゲン撮影です!!
撮影の時に娘を押さえたりする必要があるからなのか、レントゲン技師さんは夫に手伝いを依頼し、夫に
「これ防護服なので着てくださいね〜」
と言ってなんとも可愛いチェック柄の分厚いエプロンのような服を渡しました。
それを着た夫は、まるで妊婦さん体験の服の胸とお腹が出てないバージョンみたいな格好に見えました・・
娘は私の抱っこで落ち着いていたので、急に夫に代わったのと、見知らぬ部屋に入ったせいかギャン泣きです。
「はい、撮りますよー!頑張って!」
「次はこっちからです、お父さんここを持って・・」
「はい、もうすぐだよー!」
「うーーーん、よし、いいでしょう!OKです!」
と色々レントゲン技師さんと夫の声が私の待っている廊下に聞こえてきましたが、
それはもう大変そうで本当に申し訳なく思いました。
レントゲン撮影室からげっそりとした夫と、泣きすぎて顔面がまたぐちゃぐちゃに
なった娘が出てきました。
レントゲン技師さんにお礼とお詫びをして、
また先生の診察に呼ばれるのを待っていました。
娘を抱っこして何度も「頑張ったね、えらかったね」と言ったら、
娘はぐすぐすと泣きながら
「〇〇ちゃんホラーマン頑張った」と言いました。
ホラーマンの歌を歌ったりしているとだんだんと落ち着いてくれました。
結局レントゲンには異常はなかったものの、小さな子どもの手や腕はまだ発達段階でレントゲンに写らない小さな骨もたくさんあるそうです。
先生は私たち夫婦にレントゲン写真を見せながら丁寧に色々な可能性を説明してくれ、
またゆっくりと子どもの腕を触診しながらの反応を見て、
「たぶん肘内障だったのかな〜と思います」
とのことでした。
♯8000でも言われていました肘内障。先生は丁寧にどんな症状か説明してくれ、その時は必死に聞いていましたがどういう説明だったかは忘れてしまいました・・。
今日の夜痛みで眠れないとか、明日もずっと痛がっているようならまた明日も来てください、と言われました。
娘は相変わらず診察では泣いていましたが、帰る頃には泣きながらも先生や看護師さんに手を振ったりしていました。
みなさん本当に丁寧に、娘にも私たちにも優しく対応してくださってすごく嬉しかったし緊張していたのがホッと安らぎました。
子どもの保険証と医療証を持って行ったので、救急でもありがたいことに費用はかからず。
本当に感謝です。
私たちが帰る頃に救急車で患者さんが運び込まれてきたりと、やはり救急は大変です。
頭が下がります。
そして娘もだいぶ落ち着いて機嫌も良くなり、帰りにスーパーで買い物もできました。
なにせ帰省から戻ったばかりで家に何もなかったので・・
スーパーでは抱っこしていましたが自分で「降りる」と言って歩いたり、
家に帰ってから好物のうどんも平らげ一安心しました。
この時点でもう夜の10時くらいだったので抱っこしているうちに娘も寝て、そのまま朝まで痛がって起きることなく寝てくれました。
翌日は相変わらず左手が何かに触れると嫌がったり痛そうにしますが、最初のように泣いたりしないのでこのまま様子を見ることにしました。
そしてその後二日くらいで、痛がることもなくなり今まで通りバンザイで服を脱ぐこともでき、左手も積極的に使うようになりました。
今回は大きな怪我ではなかったですが、これからも子どもの腕を引っ張ったり、変な方向に動かしたりしないようちゃんと気をつけようと思います。
♯8000も初めて利用したけど、他の人に改めて話すことで自分も落ち着けるし良かったです。
救急外来は決して気軽に行くところではないけど、どうしても子どもが辛そうだったりして自分でどうしていいか分からない時は、きちんと電話して確認した上で行くと安心です。
娘はそれからしばらく
「おてて痛かったね〜」
「〇〇ちゃん、ホラーマン、お写真頑張ったね〜」と言っていました(^_^)